廃車の手続きは廃車買取り専門業者への依頼がおすすめです
平成十四年に施行された、使用済み自動車の再資源化等に関する法律、いわゆる自動車リサイクル法は、第一章から第八章からなり、それぞれ数十条に渡って記載されていますが、その内容はエンジンやエアバッグ等、自動車の全ての部品に関わる知識は勿論、フロンガスなど化学物質の特性や、反社会組織による不正行為までと多岐にわたります。その為、細部まで理解し把握するのが難しく、堅苦しいイメージが先行しているようです。
しかし、この法律のおかげで、それまでの自動車解体業や廃車の処分といった言葉に対する、ネガティブな印象から、資源のリサイクル、有効活用というクリーンな印象が定着し、廃車買取り専門業者による廃車やパーツの買取りもすっかり一般化しています。
これがきっかけで、国内自動車メーカーも独自のリサイクルに乗り出しました。
また、貴金属などの希少金属の判別、その残りのシュレッダーダスト、爆発物でもあるエアバッグ、オゾン層を破壊するフロン類の処理費用はユーザーの負担となります。
昔はただの鉄くずも今では貴重な資源です。先述の通り、多くの専門知識が必要な為、廃車の処分は、自分で判断せず専門の業者に依頼することをお薦めします。